4月 11, 2011
admin

MacG5の修理

MacG5の世代は、初代・Late 2004・Early 2005・Late 2005と4世代あります。
この前、修理に出そうとしたらシリアル番号を聞かれました。
そして修理対応していない世代ですねと言われてしまいました。
ショックでしたが仕方がないので諦めました。

世代を調べるサイトです。

https://selfsolve.apple.com/GetWarranty.do

現在は「Late 2005」の世代のみ修理対応しているそうです。
いつまで修理対応されるのか分かりませんので、まずAppleに問い合わせてみてください。
これからは場所を取らないMacminiですかね。

4月 1, 2011

グラフとの格闘

先日、グラフを大量に作成しなければならない、という仕事が舞い込んできました。

なんでも、Illustrator上で折れ線グラフやら棒グラフやらを山ほど作らなくてはならないのだとか。

メインの担当者と話をしたところ、プログラムからExcelのデータをIllustratorのテンプレートに流し込むところまでお願いしたいとのこと。さっそく、自動処理をどの程度できるのか調査に入りました。

調べたところ、Illustratorのグラフ機能はAppleScriptによる自動処理に対応しておらず、一筋縄ではいかない雰囲気です。

そこで、メニューや画面を無理やりコントロールするやり方(GUI Scripting)で、強引にデータを入れることに成功。あくまで「無理やり」なので、処理の途中に適度に「待ち時間」を入れて安全第一で自動処理。

さらに、

グラフ上のマーカー図形を変更してみたり

一定のしきい値を下回る場合にはグラフから線を引き出して外周部に数字を配置してみたり

グラフの値の増減傾向を考慮しつつ値のデータを折れ線グラフと重ならないように配置してみたり

してみたところ、当初は必要とされていた手作業を大幅に削減!!!

それでも、メイン担当者はそれなりに大変な作業をこなしていたので、プログラムを用意しなかったらトンでもないことになっていたことが想像されました。

お客様から求められたアウトプットが、Illustrator CS3の書類ということだったので、Illustratorを制御するのはまちがったやりかたではなかったのですが……世の中にはもう少し楽ができるような解決策があってもよさそうなものです。

こうした用途には、DeltaGraphを外部からコントロールするとうまく行きそうですが……調べてみると、文字組みのクオリティがいまひとつで、コントロールできる範囲が大味なため、「かゆいところに手が届く」ような処理は、やはりIllustrator上でこまかい座標計算を行ってやるしかなさそうです。

3月 24, 2011
kamata

固定レイアウトのEPUB

固定レイアウト(つまりリフローしない)EPUBを見ました。これはiBooksのビュアーだけができる見せ方です。

雑誌や絵本などの再現にはかなり良いと思います(絵本を購入したいが、海外のiTunes Storeのため残念)。中に、com.apple.ibooks.display-options.xmlがあり、これで属性定義しています。

海外では既にいろいろと情報が出回っています。日本では http://builder.japan.zdnet.com/off-topic/sp_epub2010/20425185/?ref=rssや、ebookstrategyのサイト(ただし会員限定)が参考になりました。

JazzJapanという雑誌がそれでEPUB化したそうですが http://www.mdn.co.jp/di/newstopics/17396/、最初の2号までで、現在はリフローするEPUBとなっています。1、2号の購入も現在はできず、残念です。ただし今後、こうしたEPUBが増えていくと思います。

3月 20, 2011
kamata

rails 2.3.11のインストール

gem install -v=2.3.11 rails

3月 14, 2011
admin

3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震に関して

平素より大変お世話になっております。
このたび発生いたしました東北、関東における大地震において、広範囲にわたり甚大な被害が出ております。被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、犠牲になられた方々とご遺族の皆様に対し、深くお悔やみを申し上げます。

弊社鹿角事業部においても、電気、電話とも一時不通、業務が行えない状況となり、お客様にはご迷惑をおかけいたしましたが、現在は復旧し通常業務を行っております。
余震が続き、予断の許さない状況ではございますが、貴社ならびに社員の皆様の安全とご無事を弊社社員一同心から祈念しております。

株式会社シーティーイー 代表取締役社長 藤田陽司

3月 1, 2011
kamata

「EPUB3の全貌、印刷と電子のハイブリッド出版サービスで出版に未来を!」

3月です。暦では春ですが、東京は冷たい雨となっています。
さて、昨晩、エクスイズム主催のセミナーに参加したので、簡単に報告、感想です。

「EPUB3の全貌、印刷と電子のハイブリッド出版サービスで出版に未来を!」
内容
1) EPUB3の概要を下川氏から1時間
2) アンテナハウスの新サービス、「汎用書籍編集・制作サービス」を1時間
という内容であった

1) EPUB3の概要
既に知られているように、縦書き、ルビが出来るようになるという情報。
縦書きなどは、オープンソースのWebKITを使用していて、今後各社これを用いた展開になっていく。アンドロイド対応もこれを使用する。
EPUBについて、文字中心ものだけではなく、コミック、マガジン、テキスト、ニュース、リファー(実用書)などのジャンルで調査研究をしている。
EPUB3で、HTML5(コンテンツの表現強化)、SVG、MathMLを文章本体で使用が可能になる。
2011年は板型デバイス元年となる。iPadの優位性は変わらない。

感想:
日本の現状ではEPUBの市場がないため弊社も含め模様眺めの状態。
EPUB3になり、表現力が出るため、引き続き、技術、市場をウォッチしていく。

2)アンテナハウスの新サービス、「汎用書籍編集・制作サービス」CAS-UB
Webのフォームからテキストを送信すると、クラウドで動作して、ワンソースでPDFとEPUBを作成するサービス。
ネットに接続し、現段階(アルファ版)の動作をさせた。
スタイルは、Wikiの形式でマーキングを行う。
画像はSVG化する。脚注、注釈、章番号、表番号などの自動生成が可能。
履歴管理も標準装備

感想:
このサービスもWebからWikiで入力が可能。Wikiによる入力は個人的には良いと思う。
ただし編集者、作家がWikiのマークアップをしていくことになるかは、制作物、編集者の対応などで受け入れられるかは、まだ疑問符がつく。
従来のフォームによるWeb入稿から、もう一歩汎用的な入力形態(wiki)の運用にはちょっと注目したい。

(wrriten by Kamata)

2月 21, 2011
inomoto

AppleScript ミニツール2つご紹介

Inomotoです。初投稿です。
今回は私が業務でよく使っているAppleScriptを二つ紹介します。

1 個別にZip.app
OSXになってから、Finderからcontrol+クリックでファイルをZip圧縮できるようになりました。
ただ、この機能では複数のファイルを選択したときに、まとめて1つのファイルに圧縮されてしまいます。
ときにはたくさんのファイルを一つ一つ個別に圧縮したい場合もありますので、そんなときに役に立つのではと思います。

[applescript]
—————————————
–Drag&Dropしたアイテムを一つずつ処理
—————————————
on open inItems
with timeout of (1 * 60 * 60 * 12) seconds
repeat with tgtItem in inItems
tell application "Finder"
set tgtItem to tgtItem as alias
zipIt(tgtItem) of me
end tell
end repeat
end timeout
end open

—————————————
–エイリアスを渡すとそのアイテムをZIP圧縮するルーチン
—————————————
on zipIt(tgtItem)
tell application "Finder"
–処理対象の名前を取得
set tgtName to name of tgtItem as Unicode text
set tgtName to quoted form of tgtName

–カレントディレクトリを取得
set tgtParent to parent of tgtItem as alias
set tgtParent to quoted form of POSIX path of tgtParent

set zipName to tgtName & ".zip" –zip名

–フォルダの中身を全て階層的に圧縮
do shell script "cd " & tgtParent & " ; " & "zip -r " & zipName & " " & tgtName

end tell
end zipIt
[/applescript]

2 Dropしたファイルを指定したプログラムで処理.app
お客様からいただいたテキストファイルを使用する際、そのまま何もせずに使えることは稀です。大概の場合は何らかの処理が必要になります。
私はそのようなときには大概perlを用いて処理するのですが、perlを使いたい場合はターミナルを開いてコマンドラインから入力しなければならず、私のような面倒くさがりにはちょっと敷居が高い作業です。
このスクリプトをアプリケーション形式で保存すると下記の2手順でperl処理が行えます。
・処理したいファイルをまとめてDrag&Dropする
・どのプログラムで処理するかダイアログで指定
procFileの『do shell script “perl “』の『perl 』の部分を書き換えるとrubyやPHPなどでもできるのかなぁと思っていますが、まだ試していません。

[applescript]
on open inFiles
tell application "Finder"
set progSource to choose file with prompt "プログラムのファイルを選択"
end tell
repeat with tgtFile in inFiles
procFile(progSource, tgtFile) of me
end repeat
activate
display dialog "END" giving up after 2
end open

——————————————————-
–プロセスを呼び出して処理
——————————————————-
on procFile(progSource, tgtFile)
set progSource to quoted form of POSIX path of progSource
set tgtFile to quoted form of POSIX path of tgtFile
do shell script "perl " & progSource & " " & tgtFile
end procFile
[/applescript]

2月 17, 2011
kamata

AppleScript 共有フォルダのリストを取得する

AppleScriptで共有フォルダのリストを取得できるだろうと思っていたが簡単ではなかった。

10.6だとフォルダを選び「情報を見る」と、共有フォルダのチェックボックスがある。そのチェックの有無を取得できると思っていたが、そんな属性はなかった。

いろいろ〜とググリ回って、できたスクリプトがこれ。
[applescript]
set cmd to "dscl . list /SharePoints"
set sharedTxt to do shell script cmd

set sharedList to {}
repeat with pp from 1 to (count paragraph of sharedTxt)

set spName to paragraph pp of sharedTxt
set cmd to "dscl . read /SharePoints/" & spName & " directory_path"

try

set thePathTxt to (do shell script cmd)
set len to (length of "dsAttrTypeNative:directory_path: ") + 1
set sharedList to sharedList & ((characters len thru -1 of thePathTxt) as Unicode text)

end try

end repeat
[/applescript]

2月 10, 2011
amemiya

先週のPAGE2011…

はじめましてamemiyaです。
先週、PAGE2011に行った際に、Adobeの無料セミナーを講聴しました。

展示会場に着いた時、ちょうど、自分が普段よく利用するWebサイトの方が講師をされいたので足を止めて、そのまま1時間半ほど講聴しました。具体的ですぐに使える内容だったので、聞いて損はありませんでした。すでに終了しているセッションも、聞いておきたかった……。

このセミナー、毎回立ち見が出るほど人気があります。有名な方のお話がタダで聞けて、内容も充実してるので当然なんですが、今までは、混んでるし時間無いからな〜と思って、チラ見ぐらいだったんです。来年はもっと時間を取って、ちゃんと講聴しようと思います。

(written by amemiya)

2月 8, 2011
kamata

AppleScript 環境による挙動の違う例

AppleScriptでツールを作成、配布した経験のある方なら、自分の環境で動作するが他の人の環境で動作しない経験をお持ちではないかと思います。

昨日もあるツールが10.4.11と10.6.6で異なる挙動をしました。ソースは同一です。いろいろと調べるとこんな原因にたどり着きました。

set X to “”

set AppleScript’s text item delimiters to space

every text item of X

10.4.11, 10.5.8 では {“”} と空文字列となりましたが、10.6.6では{}とヌルとなりました。text itemをcountすれば当然1と0と違いがでます。困ったもんです。

ただし、これはOSによる違いではなく、機械によって戻り値が異なるようです。要注意です。